【365cotton】

365cotton(サブロクコットン)へ。

サブロクコットンへの参加は2年振り。時間は経つのん早いなぁ。

【 服は畑からできている 】

そうだよ。

「綿は畑からできている」事を知っている。

当たり前だよ。

「服は綿できている」事を知っている。

だけど繋がらない。

「服が畑からできている」事は。

「便利な暮らし」で確実に見失った一次産業者※1の姿。

合理的主義と効率化で作り上げた分業体制による生産・消費者のリテラシー※2低下。

リスクヘッジをし続けたことで抱えた慢性的リスク。

低コスト化を目指す大量生産によるリスク。

デザインの均一化。

テキスタイルの均一化。

外国人研修生雇用制度(2〜3年間)による国内産業の技術流出、ともなう高齢化。

失ったモノを挙げればキリが無いやろね。

今、ここにあるモノを数えましょう。

この【服育】という取組み。

「世界の何かは世界の誰かが作ったモノ」であるコトの再認識。そして実感。

大人だけでなく次世代への伝達も担っちゃってまぁ。素晴らしい。

日本のモノ作り、精神や文化はまーだまだ失われていない。変化はすれど土壌はまだ残ってる。

少なくとも僕の周囲では大丈夫そう。

昔のままではおれへんでしょう。

けど昔からあったコトでしょう。

昔の先に今の僕が居るコトはわかるからね。

【服は畑からできている】

これが[ 服 ]。

そこら中に溢れる綿100%の[ 服 ]です。

今回は元気な芽を残す間引きという作業で[ 服 ]に触れてきたーよ。

365cotton(サブロクコットン)

※1 第一次産業には、自然界に働きかけて直接に富を取得する産業が分類される。クラークによれば農業、林業、漁業(水産業)がこれに該当する。水産加工のように天然資源を元に加工して食品を製造する業種は製造業に分類され、第一次産業には含まれない。

※2 リテラシー(英: literacy)とは、原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われるようになり、日本語の「識字率」と同じ意味で用いられている。