11/1 死者の日。
【 Day of the dead 】と呼ばれる日。
日本でいうところの【 盆 】みたいなもん。
映画 リメンバーミーで知名度を上げた死者の日はここ日本でも認知度が上がった。
【死の貴婦人 カトリーナ】と呼ばれるモチーフ。

単語にすれば怖そうな雰囲気だけど実際のところはカラフルポップ。
現地と日本における死生観の違いがわかりやすく見て取れる。
カトリーナについては政治的・宗教的にも奥が深そうなのでいつか調べてみたいと思ってるけど大切なのは皆が抱くモチーフとしての印象。
もう死者の日はお祭りなワケですよ。マリーゴールドの花弁が舞い、遺影を飾って飾って故人を偲ぶ!偲びまくる!
自身にもカラベラ(ガイコツ)の紋様を極彩色で施し。街やお墓は活気に溢れる。
僕自身もモノ作りの影響を受けた死者の日。

そんな死者の日に母とも呼べる大切な女性(ひと)が他界した。
実際には血の繋がりもなく、親戚でもなんでもない他人の女性。
胸が苦しかったわー。遠くの親戚より近くの他人とはよく言ったもんだわ。
1週間が経ち少し落ち着いてきたので書き残しておくことにします。
沙奈プー(愛している。)にとっては幼少期によく面倒を見てもらっていたから尚のこと。
素晴らしい女性でした。享年62。
みんなからはビビりやから[ びびねぇ ][びび姉さん]とかって呼ばれてたんだって。
40を超えて「アタシはハーレーに乗る!」と言い出し中型免許を経てヘリテイジ乗りに。
2010年に口蹄疫で宮崎が大変な時は【頑張れ宮崎!笑顔で応援プロジェクト】と銘打ちVIBES巻き込んで募金活動したり。
その後もスポーツスターへ乗り換えたり自身のミーティングを琵琶湖で開いたり、器用なもんだから色んなモノを作り散らす、とにかくもうアグレッシブな女性でした。

どこがどうビビりなんだろか。みんな昔の写真見た事あるんやろか。
まぁ時々オッさんであり、大体は姉さんであり、普段は母であり、稀に女性らしく立ち振る舞う女性。あぁ、あと“ 自分のおっぱいよりは小さい ” 巨大なおっぱいプリンとか作ってたね。
生きる者全てに死は訪れますが【想い】は紡ぐことができる。
仏教・イスラム教・キリスト教、世界には様々な宗教があります。
死生観に対する捉え方は違えど、生者と死者の【生き方】に対する巨大な思想であることは確かです。
死ぬのは怖い。生きるのは辛い。
死は無ではない、生きることが有でもない。限りがあるのが有限。ないのが無限。
この世には有限しかないのにあの世には無限がある。
人間1人ではたかが知れてますがシンクロした大きな思想(想い)のエネルギーは凄まじいんやろなぁ。
あ、僕の祖父は住職です。やからこんな事考えるのかな。いや、誰でも考えることなのか。
まー、全てこの世で人間が考えたあの世の話。死ぬまで生きねば。
風が立つ、生きようと試みなければならない。
リメンバー ユー、リメンバー ミー。
「ミヤギ、リメンバー。」コレはまったく違う映画のセリフ。
リメンバー ユー。あずまりん。安らかに。

死者の日に死んじゃったあずまりんを忘れる事はないから【あちら側】でも消えることはないね。しばらく待ってなよ。見せれなかったスポーツスター見せに行くわ。