エッジ、いや、エッヂと書きたい。
ちゃう、どーでもよろしい。
アイテムを作るにあたってわりと大切にしている【磨き(研磨)】セクションがある。
職人さんにしてみれば当たり前の事なんやろけどね。
誰にも師事してない僕は色々回り道(失敗も含む)して気付きます。
なんかここに帰結するんじゃないかってくらいに奥深い技術。
【エッジ ≒ キレ味】。立たせ方。
【側面を研磨した四角のシンバル切り出しパーツ】
デザインは確かに大切な要素なんやけどその先に絶対に当たる壁。しかもずーっと当たり続ける壁、研磨。
面と線。曲線と曲面の繋ぎ目。
【エッジを意識して制作したシルバー&ブラスのフック】
【エッジを意識して制作したシルバー&ブラスのコンビチェーン】
もちろん尖ってりゃ良いワケじゃない。着けてたら痛いし。
良い意味でエッジの効いたモノっていうのは意識してなくても手に取った時に「あ、なんか良いな。」ってなる。はず。
これってアクセサリーに限った事じゃないな。って。
飲食をしている人も味のキレって大切にしてる。何よりキレ[味 ]って単語になってしもてるし。
モータースポーツでもアイドリングからの吹け上がりに対するキレ。
絵でもあるんとちゃうかな。線とかそもそも絵画全体に対するキレ。
役者さんは演技に対するキレ。発声もキレッキレやね。
写真でもボケ味とキレ味が大切。ガチガチにピントを合わせた写真に対してバッキバキとか言う。
音楽もやね。音を作るにあたってキレ味は大切。音像がハッキリしてるとか楽曲自体にもキレ味を意識してたりするし。
あと刃物も切れ味だね。切れない刃物は元も子もないね。危ないし。(あ、ヤベぇ【味】って漢字がゲシュタルト崩壊。)
【スクエアパーツの銘木で制作した壁掛け鏡】
エッジをどう効かせるかを念頭に何でも話せるんちゃうか。
【旨味】についで【キレ味】、世界的に認めていいんやないですか?どうですかね?教えて偉い人。
そんなワケで僕は研磨するにあたってキレ味とよく似たエッジを大切にしてます。
【スクエアパーツを使ったブレスレット】
【ラウンドパーツを使用したブレスレット】
エッジ、効いてる効いてる。
Aero SmithのLiving on the edge とかね。Eric Clapton のEdge of darkness とかね。
エッジだね。
ほら、「キレっキレやな!」とか言うやん。
んで着けてるうちにエッジが取れて丸くなっていくのがね。いいよね。人間みたいで。
【経年で角の取れてきたThe Elephant(2年間着用)】
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