【諸行は無情】

風呂につかって明鏡止水。

揺り返す水面に時代の起伏を感じ取り。

どうって事ない日常へ永遠に想いを寄せながら。

どうって事ない日常は重いドアに閉ざされました。

いつも時代の過渡期に居ます。

【生(セイ)の実感】を感じずにはいられない。

コロナウイルス。

天然痘、赤痢、スペイン風邪〜…etc、世界規模の病気が起きるたび、同じような事を感じ、考え、行動したのでしょう。

閉塞感、不信感、恐怖感。

同じように政府を罵り

同じように神に祈り

同じように何かにしがみつきながら毎日を過ごしてきた先に僕達がいるのだと思う。

諦めたり、なげやりになったり。

破壊衝動に駆られたり。利己的になってみたり。

現代を生きる僕達は最先端だと信じ合い、鼓舞し合い、乗り越えた最先端の対策もいつかは過去になり。

同じような事がまた起きての繰り返し。

経済が滅んだところで、文明が滅んだところでまた寄り集まって小さな経済、文明が生まれてやがて大きなうねりになる。

達観してるワケでもないし。悲観してるワケでもなく。

風呂に入って水面の揺り返しを眺めてるだけでB.C時代から【既に知っている】ことを自覚します。先人から紡がれる遺伝子、そして細胞が知っています。波が大きいのか小さいのかだけの話。

他の動植物を差し置いて唯一、人間が人間たらしめる行為は【愛 ≒ 信じ合う】だけでしょう。約束を守る。信じる。

しかし、この愛だの正義だのって掲げて押しつけだすと次は戦争です。

愛は己で感じて己の中に留め、温泉が湧くように、川が流れるように、風呂からお湯が溢れるように雄大な自然の流れのように循環させないといけません。

しかし、そんな事は無理です。誰だって愛を享受したい、幸せになりたいものです。

地獄というなら血みどろの現世が地獄でしょう。

天国もこの世にあるんやろね。何処にあるかは自分で○○○○を探す事でしか見つかりません。

話は変わらないようで変わりますが先日前髪が全て燃えました。

【生(セイ)の実感】しかありません。

頭丸めて出直します。

【マンガみたいな燃え方やの】