【生地と金具】

生地と金具を入手。

しかし縫えない。

どーしたもんじゃろの。

やんのか。やらんのか。

ちゃんと面倒見てくれる吉田カバンみたいなメーカーあるんやからわざわざ作らんでもええちゃうんか。

やけどポストミシン…気になる。

あれあったら無敵なんちゃうんか。(ZUBUの素人なう)

てことでThe Zack(バックパック)の生地と金具を考えてる。

色んな生地があり過ぎ。困る。ちゃう、これは幸せな事。

鬼ツイル(富士金梅)やダック・帆布あたりは何となく想像できるのでワケわからん生地で気になるのを入手。

【Cuben Fiber (キューベン・ファイバー)】テントの素材。めーっちゃ薄い。引っ張りや摩擦にはめっぽう強い。切れる、裂けるには普通そう。フィルムが貼ってあるので防水。透けてる。見る方向で虹色に見える。パリパリしてる。折れシワは取れない。[キューベンテープ]なるものを貼って縫製するみたい。

【SilNylon / シルナイロン】30デニールのリップストップ・ナイロン。薄い。少し透けてる。多色展開。安い。エコバッグとかでよく見かける。多少の防水性あり。スルスルスベスベシュルシュルしてる。滑る。


【Tyvek® / タイベック®】

一応防水性、一応難燃性。軽い。不織布的な。なんとゆーか、ハイメゾンのお店のアイテム梱包に使われてそうな素材感。(どんな感じや)


【No-See-Um(ノーシーアム)・メッシュ】小さい虫も通さないめっちゃ細かいメッシュ素材。


【CORDURA® Tapes/ コーデュラ® テープ 】説明いらんくらいスタンダードな素材のベルト版。分厚いのでかなり張りがある。これはザザックの独立したベルトのバリエーションとして考えてる。

【各ファブリックの透け具合】

左上段: キューベンファイバー/左中段: シルナイロン/左下段: タイベック/右上段: コーデュラテープ/右下段: ノーシーアムメッシュ
中身が透けてるマルチポケットとかフラップとかオモロくていいやんなー。って透け感と触り心地が気になったから買ったけどキューベンファイバーなんて¥5,800/mしよる。2017年現在ではハイエンドな高級生地。ただし通気性は無い。
以下は気になる(欲しい)ファブリック。

【Dyneema X Gridstop】ダイニーマ繊維にリップストップを組み合わせた薄いのにすげー強いヤツ。縦横・45°に走るラインがなかなかどうして可愛い。ただし¥6,500/m。これも高級。通気性はどうなんやろか。構想中のキャスケットに使う。

【X-Pac X10】X-pacシリーズでコットンダック出とる。かっこええ。¥3,900/m。複数の生地が重なる中にPETがラミネートしてあるので鬼の防水性を発揮するけど通気性悪そう。これも構想中のキャスケットに使う。

【X-Pac X10 オモテ】

【X-Pac X10ウラ】

【追記】X-Pac X10を後日購入しました。ホワイト(画像)とグレー。

10号帆布くらいやろか、酒袋とよく似た表情の帆布にグリッドとPETの3層ラミネートされていることでよく反る。綿とPETでは吸湿の差があるからそりゃ反るわ。

他にもX-Pacの薄く機能的なのから強度のある66ナイロン系生地があるけどその中でも異質、綿100%の生地を使用しているこのシリーズ。実に機能的でない。

けどオモテ面とウラ面の表情の差が素晴らしいというかなんというか。光で透けた時が楽しいというかなんというか。

アナログでハイエンド。矛盾した感じがとても気に入った(オモロい)。

他のX-Pacシリーズと比べて重さがある生地やけど楽しさとオモロさが素晴らしく突き抜けてるので気にしない。(本気で山登りする人は気にして下さい)

表→綿100%の帆布(ダック)の素朴な表情

裏→ペケポンが走ってラミネートされた化学繊維の表情

たまらん。ペケポン生地。

生地感の分かる参考記事 → 【Side & Front access】

使用したい金具類。真鍮無垢で揃える。


【管尾錠/Dカン/ベルトパーツ/ギボシ/シカゴスクリュー/その他、オモロそうな金具】

【追記】

結局はザック作りました。全て手縫い。

【The Zack in progress】

「手縫いで作るな!」とは言わへんけど売ってるのを買う方が圧倒的にコストパフォーマンス良し。世の中のリュック類の値段は企業努力し過ぎてる。むしろ努力し過ぎて人が死んでそう。

リュックサック、バックパック、ザック、カバン、バッグ、サコッシュ、ウエストポーチ、ボディバッグ、背負子(少し違うか)。

呼び名と種類は色々あれど色々と努力し過ぎな気がするな。