もう作られていない単車、スポーツスター。
名古屋CCMの帰り道にそう感じた。

ずっと作られている単車なんてそうそう無いのだから長く乗っていれば自ずとそういった状況になりますね。
名古屋でよくしてもらってるGunさんは1987年に新車で購入、2025年の今年エンジンコンバートになった。
新品のエンジンは無い、リペアするのも現実的では無いって判断。
ずっと乗ってる。走ってる。走り続ける為に微塵も迷いが無い。

東京のもっちは絶版パーツに用事があって悶々としてる。(このパターンは僕も含めて多いんじゃなかろーか。)

ビジネスとして採算が取れないのならバックオーダー制、もしくは廃盤になるのは当然。メシ食えんし。ボランティアじゃないし。
じゃあ、趣味として取り組みますか。
ってコレは無限大なので好きにやれば良い。むしろコレが答え。
ふぢいちゃんなんかは見てると「好きにやればいい。」ってのを実践、実戦、実感する。

好きだから生産が終わっても集まるし。気になるからミーティングへ来場する。
繋がった縁を辿って走り着く。
やっぱ好き、だから好きにやる。コレが答え。

けれど乗れないのは困る。
幾らでもコストをかければ乗れるんだろうけど実際のところ無理。

良いバランスでコストはそこそこ、クオリティもそこそこ。
少しバランス崩してコストは【わりと】高い、クオリティも【わりと】高い。
こんな2種類があれば大丈夫。Its okay.
サードパーティも含め作られているパーツは大丈夫。
問題は無いパーツよなぁ。
あっても使えないぐらいクオリティ低いとかは困るし。


んでリバースエンジニアリング。
試験的にスポーツスターの適当なパーツに対して3Dスキャンをやり始めてるけど三面図作成まで考慮したらしっかり手間掛かる。
撮るだけなら簡単なんやけど。

撮り方ひとつ。
基準点、基準面の定義ひとつ。
モデリングする際にピックアップする点ひとつ。
そこからASSYまでの知識を踏まえて図面作成。
現実的なコストに見合う製作方法。
使用された素材、使用する素材。

好きならやれって話。
どこまでやるかは熱量次第。

ああ、話は変わらないようで変わりませんがハイエース、手放すことにしました。
とはいえ優月(愛している。)が乗るかもしらんって話。
これも理由はどこまで好きなのかって話。
全然現行と言っても差し支えない2018年式。ODO 90000km。
けど、なんなんだろーな。維持費って観点でバランスが取れてない。
コストを【掛ける】というより【掛かる】って感覚を覚えたから手放す。
優月(愛している。)は思い出も思い入れもあるみたい。これは素晴らしい。
当然僕もそういった感情はあるけれど手放す。優月(愛している。)は乗る。この違いが素晴らしい。
とはいえ優月(愛している。)が乗る乗らないは大した問題ではなくて。
思い入れがある。
思い入れができる。
コレが好きになる原動力じゃないんだろうか。思い出は作れる。作っていける。思い入れはちょっと気質が違う気がする。

飽きたのか。なんなのか。
好みとか環境が変化したのか。
愛でれない【モノ】なのなら手放したほうが良い。
便利なんやけどな。ハイエース。
不便なんやけどな。スポーツスター。

便利さは求めていないのかも。
好きな単車で走れたらいいんよ。好きな場所に行ければそれでIts okay 。
その上で煙草を吸う場所を見つけれたらちょっと嬉しい。